日記③ 変わった日だった気がする。

なんの夢を見てたのかは忘れた。

朝起きて
泣きたかったんだな、
好きな人がそばにいたら
気が緩んで泣いてしまいそうだって思った。


昨日はなんか変わった日だった気がするので、日記を書いとこうと思う。

仕事が終わってから、オルガンをひかせてもらった。
いつもみたいに信じられないくらいあっという間の30分が過ぎた。
途中で男の子たちが「写真撮らせてもらっていいですか?」と顔を出した。
どうなんだろう、事務室に聞いてみて〜!と答えた。
(聞きに行かなかったみたい。牧師さんに聞いたら、好きに撮っていいらしいので、言ってあげれば良かったなー!と思った)

駅までの道で、10代の女の子たちがライブのタオルをかざしながら自撮りしてた。
近くのホールでライブがあるらしい、
すっごく可愛くて、写真撮りましょうか?と声をかけて写真をとってあげた。
恥ずかしいー!と言いながら、ばっちりタオルをかざしてお揃いでポーズ決める女の子たちのかわいさ!!
心の底から嬉しそうで楽しそうで。
白状すると、親切というより、可愛くて楽しそうで全身がパチパチきらきらしてるように見えて、かまいたくなっただけなんです(笑)。

道すがら、ライブに行く人びとがぞろぞろ(Tシャツとかを着てるのですぐ分かる)。
ライブのムードって最高、みんな全身で楽しんでて。
と思ったら、うっすら知り合いの高校生の男の子とすれ違った。
あっちも覚えててくれたみたいで、会釈をしてくれたので嬉しくなって手を振った。
かわいい男の子で、逢えて嬉しい、
小さいけど、ふふっと嬉しい出来事だった。


その後街に行って買い物をしてたら、
おじいちゃんが道に迷ってたので道案内をした。
最初男の人がおじいちゃんに説明してたけど、おじいちゃんわからないみたいで難儀してたので、どうせ同じ方向だし一緒に行きましょうか?と声をかけた。
見知らぬおじいちゃんと、一緒にゆっくり歩くいつもの街。
地下鉄の入り口まで送って、まだ買い物あるのでー!と手を振って別れた。


そこまでは良かったのだけど
今度は家の鍵がないことに気づいた。
慌てて帰りに寄った公園(ベンチに座った)と職場に行ってみた。
職場はかなり確率が低いのが分かってたけど、万一と思って。
男子が一人残ってて、鍵は見つからなかったけど、ぶつぶつ言ってちょっと気が晴れた。

それから家に帰って仕方ないので鍵の業者さんをよんで52000円かかりましたよって話。
高かった……。
カードキーは高いらしいです。
(消費税はまけてくれました)

業者さんがくるまで生け垣みたいなとこに座って、職場でもらったゼリーを食べた。
雲がかかった赤っぽい月を見上げながら。
そういや月食らしいし、
月きれいだなって思った。

夏の夜が好きだった。

夜風の感触も夜道のアスファルトも。
夏の夜の内側、あの深みみたいな静かな場所。
いきものみたいな巨大な夜のうちがわの感触。みあげるものと、つつみこまれる静けさ。


無事家に入ると猫がにゃあにゃあ言ってて

YouTubeをつけたら(←TVをつける感覚で)、好きなYouTuber?が元気に下ネタを言ってて、すごい勢いで気が抜けた。


そういや仕事中も車椅子の先生対応でいろあり、他の先生とおもいきり頭をぶつけあうという、あれもあんまりないことだった気がする…。

ちょうどオープンキャンパスで、学内ががやがやしてて、かわいいバルーンなんて飾られちゃって、私はお祭りっぽいざわめくムードがかなり好きって思った。

最近仲良くなってきた子と柱の影でくすくす話し合いついでに愚痴ってちょっと楽しかった。
かまえずに心から思ってることを言い合える人の大切さ。
普段みがまえて話してることがいかに多いか。
感じたことを共感を持って話し合う、
ちょっとしたことも、
やりとりみたいなものが命をもつとき。
本当にそれだけなんだよなってきゅんとする。


なんか盛りだくさんな一日だった気がする!!